2014年の土用の丑の日はいつ?土用の意味と、うなぎを食べるようになった由来とは?

夏の暑い時期がやってくると、夏バテをする人が増えます。

 

夏バテしないよう元気をつける必要がありますね。

夏の暑い時期に、うなぎを食べる習慣のある日があります。

 

それが土用の丑の日です。

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出典:http://www.ashinari.com/2013/12/14-384271.php

 

土用とは?丑の日とは?

2014年の夏の土用の丑の日はいつ?今年は2回ある?

なぜ土用の丑の日はうなぎを食べるのか、その理由由来についても調べました。

 

土用とは?丑の日とは?

 

一般的に日本の季節といえば春、夏、秋、冬の4つすが、

古代の中国では1年を5つの元素である木、火、土、金、水に分ける

五行思想がありました。

 

季節と五行を当てはめていくと、春=木、夏=火、秋=金、

そして冬=水となり、が残ります。

 

そのため、各季節が終わる18日から19日間に土を

あてはめるようになりました。

 

土用は夏だけでなく、どの季節にもあるわけです。

丑の日の「丑」とは十二支の一つであるのことです。

 

今年は何年とはよくいいますが、年だけでなく日も

十二支で表現されるのです。

丑の日は12日あるうちの2番目の日という意味になります。

 

2014年の夏の土用の丑の日はいつ? 今年は2回ある?

 

土用は各季節の終わりにありますが、

うなぎを食べる習慣があるのは夏の土用の丑の日です。

 

2014年の夏の土用の丑の日は2014年7月29日(火)です。

土用の期間は各季節の終わりに18日間から19日間、

丑の日は十二支の一つですから12日に1日回ってきます。

 

ですから、場合によっては一年に夏の土用の丑の日が

2回存在する時もあります。

たとえば、2013年は2回ありました。

 

しかし2014年は7月29日の1回のみとなっています。

 

なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるの?

 

うなぎを食べるようになった由来についてはいくつかのがあります。

まずは、平賀源内説からご説明します。

A 土用の丑の日 2014_html_7f1501a2

出典:ew.sanuki.ne.jp

 

蘭学者として有名な平賀源内ですが、彼は知り合いの

鰻屋を宣伝しようと、店頭に「本日、土用の丑の日」

という張り紙をしたところ、店が大繁盛したという話があります。

 

平賀源内が夏の土用の丑の日をうなぎの日にした理由は、

昔からの風習によるものです。

夏の土用の時期は梅雨明けの時期です。

 

湿気を取るために、衣類や掛け軸を虫干しする習慣がありました。

また、夏バテを防ぐために、

「う」のつくものを食べるという習慣もありました。

 

梅干しにうどん、そしてうなぎ。

どれも「う」がつきますが、平賀源内はうなぎに目をつけたのです。

 

次は、大伴家持説です。

万葉集の時代から、うなぎは夏バテ防止になるものと

考えられていたようです。

 

それを表しているのが下記の大伴家持の歌です。

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出典:ja.wikipedia.org

 

石麻呂(いしまろ)に 吾れもの申す 夏痩せに

よしといふものぞ 鰻(むなぎ)とり食(め)せ

 

彼は痩せこけた友人、石麻呂にうなぎを食べて元気になれ、

とすすめています。

うなぎが滋養強壮になると知っていたのでしょう。

 

うなぎの栄養素を調べてみますと、

蒲焼きの一人分には、ビタミンAが一日の必要量の3倍も含まれていますし、

その他にもタンパク質、ビタミンB、ビタミンD、カルシウムなど

豊富な栄養素がたっぷり含まれています。

 

夏はどうしても暑くて食欲も落ち、夏バテになりやすいですが、

栄養たっぷりのうなぎがあれば夏を乗り切れます。

 

うなぎには含まれていない食物繊維ビタミンC野菜で補うと、

栄養バランスも完璧です。

土用の丑の日に栄養をたっぷりとって、夏も元気いっぱい過ごしましょう。

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