帯状疱疹の治療期間は?痛みはいつまで続く?
帯状疱疹後神経痛の治療方法と治療期間は?
水疱瘡を子供の頃に経験しても、そのウイルスは消えずに体内に潜伏しています。
ストレスや疲労が原因で体の中の免疫力が落ちると、
そのウイルスはまた増殖して発症します。それが帯状疱疹です。
【動画帯状疱疹/2分で分かる医療動画辞典 ミルメディカル
出典:youtube
帯状疱疹はだいたいビリビリする痛みから始まります。
または違和感や軽い発熱もあります。
1週間ほどすればはっきりわかる小さな水疱が群れになって現れます。
帯状疱疹は治療までにどれだけの期間がかかるのでしょうか。
また治っても痛みが消えない場合には何が考えられるのでしょうか?
帯状疱疹の治療についてお知らせします。
また、帯状疱疹になった後、日常生活で何を注意したらよいかもお話します。
帯状疱疹の症状と、治療までにかかる期間は?
帯状疱疹はビリビリした痛みなどの知覚症状で始まり、
その後1週間ほどして水疱ができます。
帯状疱疹は体のどちらか片方にしか現れないのが特徴です。
水疱は黄色い膿となり、1週間から2週間後につぶれて皮膚がただれた状態になります。
水疱ができてはつぶれるが繰り返され、だんだんと水疱の範囲は広がります。
そのうち症状は落ち着いていき、発症して2週間から3週間でかさぶたとなって治癒します。
出典:http://hospital-illustration.com/coldmedicine/coldmedicine-dl-03.html
帯状疱疹の治療はできるだけ早くから始めることが大切です。
ビリビリするなど知覚症状があれば、皮膚の状態をすぐにチェックして
帯状疱疹かどうかを疑ってください。
治療にはアシクロビルなどの抗ウイルス薬を使います。
治療薬を早くから使えば症状は1週間ほどでおさまりますが、
治療が遅れると後に痛みが残ることがありますので気をつけてください。
帯状疱疹が治ったのに痛みが消えない場合は?
帯状疱疹の症状がおさまったはずなのに痛みだけがまだ残っている場合は、
帯状疱疹後神経痛の症状です。
帯状疱疹後神経痛が残る方は、発症者の3%ほどだと言われています。
帯状疱疹神経痛が残った場合は、長期の専門的な治療が必要になる場合もあります。
日常生活での注意とアドバイス
出典:http://www.irasutoya.com/2012/11/blog-post_6904.html
帯状疱疹にかかってしまったら、
二次感染を防止するためにもできるだけ水疱は潰さないようにしてください。
また、帯状疱疹は基本的に人には感染しないのですが、
水疱瘡にまだ掛かっていない乳幼児には水疱瘡となって伝染ります。
治るまでは乳幼児に接触しないようにしてください。
妊娠初期や出産直前に水疱瘡になると、胎児に影響がありますし、
または胎児自体に感染する可能性もあります。
妊婦にも接触しないように気をつけてください。
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