歯茎が痛い時はどうする?腫れや膿がある時の原因と治し方
なんだか、口の中がおかしい!歯が痛いのかとおもったらどうも歯茎が・・・
そんな経験ありませんか?
そのままにしておくと危険!歯茎が痛い。腫れや膿がある。
何かやっかいなものが隠れているかもしれません!
想定される5つのシーン別に原因と治し方をご説明します。
痛い!
シーン1
何かとがったものが歯茎に触れると痛い。
→虫歯や知覚過敏の可能性があります。
シーン2
何もしていないのにズキズキ痛い
→虫歯や歯周病が進んでしまい、神経や根っこ近辺にまで炎症が進んでいるかもしれません。
また、一番奥の歯や歯茎が痛い場合は、親不知が関係している場合もあります。
シーン3
噛むと痛い
→虫歯や歯周病 かみ合わせ異常 歯の損傷などが考えられます。
一番奥の歯や歯茎が痛い場合は、親不知が関係している場合もあります。
シーン4
冷たい・熱い・甘い・酸っぱいなど温度や味がはっきりしたものをたべると痛い。
→虫歯が進行し神経にまで影響がでていることや歯の損傷が考えられます。
シーン5
冷たい・熱い・甘い・酸っぱいなど温度や味がはっきりしたものをたべると
一時的に痛いがすぐなおる。
→虫歯が考えられます。
とにかく、自己判断は危険です。なるべく早く歯科医院へいく必要があります。
では、上記のような症状のとき、どのような治療がほどこされ、
どのくらい時間がかかるのでしょうか?
虫歯の場合
1. 神経まで虫歯が達していない場合
【小さい虫歯】
虫歯を削り、同系色の詰め物をします。
治療は、約1回。健康保険が適応され、約1,000円~1,500円。
【大きい虫歯】
虫歯を削り、詰め物をします。詰め物は、1回目の治療のときに型をとり、
後日完成したものをつめます。
それまでは、仮の詰め物をします。(とれやすいです)
2回目の治療時に、出来上がった詰め物をした後、噛み合わせの調整をして合わせます。
約2回の治療で終了します。
健康保険が適応され一箇所、約2,000円~2,500円。
2.神経まで虫歯が達した(神経を取り除く必要がある)場合
神経をぬく治療を行います → 根管治療
1. 虫歯を削る
→ 麻酔をかけることが多いです
2. 歯の中の神経をを取り除き消毒する(神経の炎症状態により、消毒回数 頻度は異なります)
3. 神経を取り除いた部分を薬で埋める
4. 差し歯の準備のため、歯を削り形を整える
5. 4へ土台をいれ、型をとる
6. 被せ物(差し歯)を入れる
症状によって、大きく異なりますが、初診からかぶせが入るまで最低3ヶ月間はかかります。
健康保険が適応され、一歯約6千円~1万円。
歯周病の場合
歯周病と診断されたら、大まかに下記の流れで治療は進みます。
出典元:http://www.implant.ac/implant_html/care/kiso/sisyubyo2.html
虫歯にしても歯周病にしても、とにかく早めの受診と治療スタートが肝心です。
そして、最も大切なのは「予防」です。予防は、やはり「歯磨き」です。
毎日「歯磨き」をしていても磨きの残しが多いと歯科医院で指摘されたことはありませんか?
歯磨きのポイントを確認しましょう。
歯ブラシの選び方
ポイント1 歯ブラシの形は、磨きやすさで選ぶ
→ 毛束・・・3~4列 縦幅は上の前歯2本分
出典元:http://www.implant.ac/implant_html/care/kiso/maintenans_hojo.htm
ポイント2 毛の堅さは、歯茎の症状で選ぶ
→ 歯茎に異常がない場合は、「ふつう」歯茎に痛みや炎症がある場合は「やわらかめ」。
「かため」は、力のコントロールによっては歯茎を傷つけるので要注意。
ポイント3 毛の種類は衛星管理が易しいナイロン製を選ぶ。
歯ブラシの交換頻度
歯ブラシは、清潔が一番です1か月に1回は交換しましょう。
歯磨き粉の選び方
ポイント1 「薬用成分」に注目!お口の状態にあわせよう。
ポイント2 歯磨き粉は、「米粒大」を歯ブラシにつけよう。
ポイント3 いくらよい歯磨き粉を使っても、肝心なのは「磨いて落とす」こと。
いかがでしたか?
お口の健康は、体全体の健康につながります。
歯磨きをしっかりと日頃の予防を心がけましょう。
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