水疱瘡の感染力は強い！症状や感染経路など基本情報をご紹介！
水疱瘡は乳幼児期にかかることが多いため
小さいうちから予防接種も任意から定期に変更になってきました。
でも、実際に子供が水疱瘡にかかってしまったら
どうやって対処すればいいのか
初めてのことだとわからないことも多いですよね。
そこで、
今回は水疱瘡の症状から感染経路、治療についてご紹介していきます。
水疱瘡の症状は？
出典：http://maternity-march.jp/mizuboso0630/
水疱瘡は別名「水痘」と言われ、
水痘帯状疱疹ウイルスが原因で起こる感染症のことを言います。
冬から夏にかけて流行し、
潜伏期間は10日から21日ととても長いのです。
水疱瘡と聞けば発疹をイメージする人も多いですが、
実は発疹が出る前から発熱や腹痛、頭痛という症状が表れます。
主に子供が小さい時にかかる感染症ですが、
大人になってから感染する可能性もあります。
そうなると症状がひどくなり、
治癒後もウイルスが潜むため免疫力が低下するたびに
帯状疱疹が出る可能性もあるのです。
水疱瘡の感染経路は？
出典：http://medical-checkup.info/article/chickenpox.html
水疱瘡の感染経路として考えられることは
唾液やくしゃみによる飛沫感染が考えられます。
他にウイルスを触ることで感染する接触感染や
空気中のウイルスを吸い込んで感染してしまう空気感染もあるのです。
よって、身近の人で水疱瘡になっている人がいれば
感染する可能性は子供に限らず大人にもあると言えるのです。
水疱瘡に感染したとどうやって判断する？
体に出た発疹が水疱瘡と判断するのは素人だと難しいですよね。
でも、水疱瘡の発疹には特徴があり、
小さく赤い発疹が出た後に皮膚が盛り上がり、
その中に液体を含んだ水泡が全身に表れるのです。
この小さな発疹が出てから水泡が増えてきて
全体に広がっている症状が表れたら
水泡の可能性が高いと考えて病院を受診しましょう。
水疱瘡に感染したら学校はいつから行っていいの？
水疱瘡は感 染症なので学校保健安全法に位置付けられています。
そのため、すべての発疹が治るまで出席停止と義務付けられています。
水疱瘡は感染力が大変強いので
水ぶくれからかさぶたになるまでの1週間は登校することができないのです。
これは大 人にも同じことが言えるので、
学校や会社などに行ってよいかきちんとお医者さんに判断してもらいましょう。
水疱瘡に感染したらどんな治療をするの？
水疱瘡の治療法は対処療法が基本となり、
皮膚は軟膏の塗り薬を使って炎症を抑えます。
水疱瘡の治療薬は市販では購入することができませんので、
必ず病院を受診して自分の症状に合うお薬を処方してもらいましょう。
水疱瘡の感染経路は防ぎきれない！
出典：http://jp.freepik.com/free-photo/nurse-injecting-a-smiling-girl_854550.htm
水疱瘡の感染は知らない間にもらっていることがとても多いです。
感染経路の種類を確認しても飛沫感染、接触感染、空気感染と
どれも予防していても防ぎきれるものではありません。
そこで、水疱瘡の感染経路に注意するよりも
予防接種を受けることが大切です。
予防接種をすることで9割程度体内に抗体を作ることができるのです。
予防接種の対象年齢は1歳の誕生日の前日から3歳の誕生日の前日までであり、
2回接種することになります。
100％感染を防ぐことは難しいですが、
症状を軽減することができるので
子供には必ず予防接種を受けさせてくださいね。
また、
大人であれば体内にもう抗体が残っていない可能性もあるので
一度病院で検査することをおすすめします。
大人の水疱瘡について詳しくはこちら
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まとめ
水疱瘡は感染力が強い病気です。
感染力が強いことで家族やその周りの人にも感染させてしまう恐れがあります。
症状が重症化すると死亡に至るケースもあるため、
子供の予防接種は忘れずに行い、
病院で早く治療してもらうようにしましょう。
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