クッシング症候群の原因と症状は?効果的な治療法はコレ!
腎臓の上にある副腎は、いろいろなホルモンを分泌する器官です。
副腎皮質から分泌されるホルモンの一つにコルチゾールがあります。
コルチゾールは、糖やタンパク質、脂質を代謝する人が生きていく上で欠かせません。
コルチゾールが過剰に分泌されると引き起こされる病気にクッシング症候群があります。
クッシング症候群の症状は?受診すべき診療科は?治療法と改善までの期間は?
クッシング症候群の場合、日常生活で気をつけることについてもお話します。
クッシング症候群の症状は?
手足が細くなってもお腹が太っている、また顔がむくんで丸くなり、
赤ら顔になったらクッシング症候群かもしれません。
出典:http://www.sozaiyakoaki.com/aug/himan/
クッシング症候群になると、あざができやすくなるといいます。
顔もニキビができ、男性ならば性欲がなくなる、
女性ならば月経異常も引き起こされます。
身体的特徴の他に、高血圧や糖尿病、骨粗鬆症を引き起こすことが多いです。
出典:http://www.irasutoya.com/2014/03/blog-post_2689.html
受診すべき診療科は?治療法と改善までの期間は?
クッシング症候群のような症状があったなら、
病院を受診して血液検査でクッシング症候群かどうか、調べることが必要です。
受診する科は、内分泌内科が最適ですが、
ない場合でも内分泌や代謝を専門にしている病院をさがしてください。
血液検査などでクッシング症候群とわかったら、その原因となっている
下垂体の腫瘍や副腎の腫瘍を手術で取ります。
副腎が正常な働きをするまでには回復にかなりの時間がかかります。
手術をしてから副腎皮質のホルモンを薬で補充して治療することになりますが、
全治までには数ヶ月から数年かかります。
出典:http://medical.toykikaku.com/people/doctor/
クッシング症候群の場合、日常生活で気をつけることは?
クッシング症候群の場合、多くの人が高血圧や糖尿病、
骨粗鬆症を引き起こします。
併発している病気はしっかり治療しましょう。
高血圧や糖尿病の場合、塩分やカロリーを取り過ぎると悪化の原因となります。
外食するときも、カロリーや塩分には気をつけるようにしてください。
糖分の多いものを食べたり、清涼飲料水を飲むことは控えましょう。
脂を使う時も、バターなど動物性の油脂は使わないでください。
油を使うときは、オリーブオイルがおすすめです。
オリーブオイルは善玉コレステロールを増やし、代謝を良くしてくれます。
骨粗鬆症ですと、転倒すると骨折しやすいですから、
出歩くときは十分にご注意ください。
また、だるかったり疲れやすかったりしますので、
疲れたら無理せずすぐに休むようにしましょう。
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