赤ちゃん返りをする子としない子の違いは?効果的な予防法と始まった時の対処法はコレ!
二人目以降のお子さんが生まれた時に、
上の子によくおきるのが赤ちゃん返りです。
今まで、両親の関心は全て自分に集まっていたのに、
下に妹や弟が生まれたことで急に寂しくなった上の子が、
まるで赤ちゃんの時のように甘えてきたり、
おっぱいをほしがったりします。
上の子は、赤ちゃん返りをすることで、
また自分を見てほしいとアピールしているのです。
出典:http://www.fumira.jp/cut/hoikuen/file214.htm
赤ちゃん返りはする場合もしない場合もあるといいます。
赤ちゃん返りは男の子に多い?
赤ちゃん返りさせないための予防法は?
赤ちゃん返りが始まった時の対処法についてもご説明します。
赤ちゃん返りは男の子に多い?
赤ちゃん返りは、上の子と下の子の年齢差があまりないときによく起こります。
お兄ちゃん、お姉ちゃんだと言っても、まだ甘えたい盛りの
子どもたちですから、お母さんを下の子に取られるのがいやなのです。
出典:http://illustrations.jpn.org/2007/09/post-63.html
女の子は生まれつき母性を持っていますから、
小さいながらも下の子を可愛いと思う気持ちがあります。
できないながらも、お母さんのように下の子の面倒を見ようと頑張り、
赤ちゃん返りすることは少ないようです。
しかし、男の子にとって、下の子はお母さんを奪った敵です。
下の子を可愛いと思うより、取られたという気持ちのほうが大きく、
自分に感心を向けようとわがままを言ってお母さんを困らせます。
赤ちゃん返りさせないための予防法は?
赤ちゃん返りは下の子に対する嫉妬心から生まれます。
上の子が下の子に関心を持って、かわいいと思ってくれるよう、
妊娠中から対策をとりましょう。
妊婦健診などで病院に行く時に、お子さんを連れて行くのもひとつの方法です。
お腹の赤ちゃんが今どんな状態なのか、お母さんの体の状態は今どうなのか、
わかるように説明してあげると、お腹の赤ちゃんに関心が出てきます。
出典:http://www.fumira.jp/cut/baby/file124.htm
下の子が生まれたらどんなことをしてくれたらうれしいのか、
話すのも効果的です。
子供はお母さんが大好きですから、喜んでもらうために頑張ろうと思います。
下の子が生まれたら、一緒にどんなことをしてあげるか、
赤ちゃんにあげるプレゼントを一緒に選びに行くのもいいですよ。
一緒にかわいがって育てようね、と話せば、
上の子は下の子の誕生を楽しみにし、可愛く思います。
赤ちゃん返りが始まった時の対処法は?
赤ちゃん返りを始めた上の子は、下の子にお母さんを取られたと
思って不安な気持ちでいっぱいです。
その不安を取り除いてあげるためにも、下の子が寝ているときは、
できるだけ上の子の相手をしてあげましょう。
ぎゅっと抱きしめてあげるだけでも愛情は十分伝わります。
赤ちゃんでないのに、と思わず、たまにはご飯を食べさせてあげるなど、
赤ちゃん返りに付き合ってあげてください。
お母さんの愛情を感じられれば、上の子は落ち着きます。
上の子に言ってはいけないのが、「お兄ちゃんなんだから」
「お姉ちゃんなんだから」という言葉です。
上の子といってもまだ幼い子どもたちです。
お兄ちゃん、お姉ちゃんだから我慢しなければならない、
と言っても納得できません。
叱ることよりも、たとえばおもちゃなどを貸してあげることができたら、
偉いねとほめてあげましょう。
子供はお母さんからほめられることが大好きです。
出典:http://kids.wanpug.com/top_baby.html
赤ちゃん返りが始まったときは、お父さんの出番です。
仕事から帰った後、またはお休みの日はなるべく
子どもたちの世話を手伝いましょう。
上の子と遊んだり、下の子の世話を手伝ったり。
お母さんを少し楽にさせてあげれば、お母さんも余裕ができて、
赤ちゃん返りにもうまく対応できます。
この時こそ、お父さんが頑張る時ですよ。
No tags for this post.