結婚式の席次表の書き方が全て分かる!順番の決め方と肩書きは?
結婚披露宴には欠かせないアイテム・席次表。
ゲストの目に直接触れるものですから席順や肩書きに
失礼が無いようにしなければなりませんし、
披露宴の雰囲気に合ったものを作りたいですよね。
そこで今回は席次表を作る際の席順の決め方と
ゲストの肩書きについてご紹介したいと思います。
席次表とは?
結婚式の席次表とはゲストの方々に披露宴のお席をご案内するための冊子です。
またゲストの名前に肩書きをつけることで、
その席のゲストが新郎新婦とどのような関係なのかを
他のゲストに紹介する役目もあります。
出典元:http://item.rakuten.co.jp/sette/p-buri-sekiji-a3/
最近では席順だけではなく、お料理のメニューや
新郎新婦のプロフィール・メッセージを載せるなどして、
開宴を待つ間の時間にゲストが楽しめるような作りに
なっているものもよく見られます。
基本的な席順の決め方
披露宴での席順は新郎新婦のいる高砂席に近い席が上席となります。
会社関係が上席、友人関係はその次、
親族は下座に席を設けるのが日本ではスタンダードとされています。
また、高砂席に向かって中央より左側が新郎関係者、
中央より右側が新婦関係者の席となります。
出典元:http://www.ams-kyoto.jp/table_order.htm
主賓の挨拶をお願いするゲストには高砂席に最も近い席を
用意するのが一般的です。
テーブル内での順列は高砂席に一番近い席を上席として、
そこから序列に従って割り当てていきましょう。
会社関係なら肩書きや年齢・社歴順に、親族は年齢順にし、
高砂席からもっとも遠い末席が新郎新婦の両親の席です。
ゲストが夫婦での参列なら夫を上席にして妻はその隣に、
小さな子供連れであれば両親の間に子どもを配置します。
それらの順位を踏まえつつ、
披露宴は2~3時間にも及ぶ長い宴席ですので、
ゲストが楽しく過ごせるように仲の良い者同士を
同じテーブルや隣の席に配置するなど、
日ごろの人間関係も考慮に入れて席を決めていきましょう。
肩書きの書き方
席次表にはゲストの名前だけでなく、
肩書きや新郎新婦との関係を載せるのが一般的です。
その席のゲストが新郎新婦とどのような関係の方なのか
を他のゲストに紹介することが目的なので、
分かりやすく書くことが大切です。
出典元:http://bridal.dogo-funaya.co.jp/location/
・会社関係の場合
正式な会社名と所属部署名・役職名を肩書きとします。
役職を持たない場合には社名と部署名のみとします。
また社名を出したくない場合は「会社上司」「会社同僚」
などの肩書きを使ってもよいでしょう。
・友人関係の場合
友人の場合にはシンプルに「新郎友人」「新婦友人」とする他、
もう少し詳しく「新郎中学友人」「新婦大学友人」などと載せてもOKです。
また、「先輩」「同期」という表現は使っても良いですが、
「後輩」の場合は新郎新婦の順位がゲストより上に
感じられてしまうので「同期・同僚」などの表現に
言い換えることが好ましいです。
・親族関係
親族は関係が明確なので肩書きに悩むことはないかと思いますが、
年齢や性別によって漢字が複数あるので間違えないように
気を付けることが必要です。
例えば同じ「おじさん」「おばさん」でも自分の
親の兄や姉である場合には「伯父・伯母」、
自分の親の弟や妹の場合には「叔父・叔母」、
自分よりも年上のいとこは「従兄・従姉」で年下のいとこは
「従弟・従妹」となります。
また通常、ゲストの名前の下には敬称をつけますが、
家族(苗字が同一)の場合には敬称は必要ありません。
いかがでしたでしょうか?
実際に結婚式をあげたカップルに伺うと、
席順決めは準備の中でもかなり頭を悩ます作業の一つのようですね。
なにはともあれ、来てくださるゲストの方々に礼を
尽くすことと楽しんでいただくことを念頭に置いて、
納得のいく席次表を作ってください!
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