サーキュレーターとは?扇風機との違いと、冷房&暖房と組み合わせた効果的な使い方
サーキュレーターとは、空気を循環する装置のことを指します。
天井にあるシーリングファンもサーキュレーターの1種です。
サーキュレーターを使えば空気を循環してくれますから、
夏はクーラーと一緒に使えばすぐに部屋の中は涼しくなります。
逆に冬に暖房と一緒に使えばすぐに部屋の中が暖まります。
サーキュレーターを使えば省エネにつながる上、冷房費や暖房費の節約
にもなりますからお得です。
こちらでは、サーキュレーターと扇風機との使い方の違いや、
冷房&暖房を上手に組み合わせて最大の効果を得る方法をご紹介します。
サーキュレーターと扇風機との違いは?
サーキュレーターは見た目が扇風機と似ていますから、
同じイメージを持っている人が多いです。
しかし扇風機とサーキュレーターには大きな違いがありますから、
扇風機の代わりにサーキュレーターを使うというわけにはいきません。
出典:www.ccp-jp.com
扇風機は体に直接風を当てて涼しくすることが目的ですから、
風の強さはそれほどではありません。
3mも離れれば風を感じることはできなくなります。
しかしサーキュレーターは風の直進性を強くしていますから
3mぐらい離れても風を感じることができます。
そのかわり、風はかなり強いですので体に直接当てても心地よくなりません。
サーキュレーターは間接的に利用して効果を得るものなのです。
【動画】サンデー流 暮らしの知恵袋 「サーキュレーター」
出典:youtube
サーキュレーターの効果的な使い方
サーキュレーターを効果的に使うには、冷暖房と組み合わせて上手に
使うことが必要です。
出典:www.irisplaza.co.jp
まずは夏場の使い方からご説明します。冷たい空気は下に降りてきますよね。
降りてきた空気をうまく循環してあげれば、部屋の中はすぐに涼しくなります。
そのためには、冷気が部屋全体にいきわたるようにエアコンを背に
しておいてあげましょう。
下にたまった冷たい空気が循環されて体感温度が低くなります。
エアコンの設定温度をそれほど下げなくても、十分に涼しいですよ。
冬場は夏とは全く違う使い方になります。
エアコンから出てきた暖かい空気は部屋の上側にたまります。
風の循環を促すために暖房は下向き、サーキュレーターは上向きにしましょう。
なお、暖房の吹き出し口に直接風を向けないように気を付けてください。
石油ファンヒーターや石油ストーブに風を直接当てると事故につながる
こともありますから要注意です。
その他の使い道として、洗濯物をより早く乾かすこともできます。
なかなか乾きづらい部屋干しも、サーキュレーターがあれば早く乾きます。
また、サーキュレーターは春や秋の季節でも、換気のために使うと効果的です。
一年中使えるサーキュレーター、ぜひお手元に一台置かれては
いかがでしょうか。
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