子供が盲腸かどうか、初期症状で見極める方法は?手術の場合、治療期間と費用はどれ位かかる?
盲腸という名前でよく知られている虫垂炎は、
子供から大人まで発症する病気です。
最初はただの腹痛だと思ったら、だんだんと痛みが下の方に下がって
右下腹部痛の激痛が続くのが盲腸。痛みが移動する腹痛が特徴です。
4歳ぐらいの子供からかかると言われている盲腸ですが、
特に小さな子供ですと痛みについてしっかり説明してもらうことは難しいですし、
子供は胃腸炎かどうかの判断が難しいです。
出典:http://www.irasutoya.com/2013/06/blog-post_7885.html
子供の盲腸と大人の盲腸の違いは?
子供がお腹が痛いと行った時に盲腸かどうかチェックする方法は?
子供の盲腸の場合にかかるべき診療科と治療内容、
だいたいの費用についてもご説明します。
子供の盲腸と大人の盲腸の違いは?
子供の盲腸は、大人よりも症状の悪化が早いと言われています。
子供の盲腸の半分以上は10歳以上で、4歳以下の小さな子供は10%以下です。
10歳以上の子供であればお腹の痛みを的確に伝えることができますが、
小さな子供ですと症状を伝えることも上手にできませんし、
気がついたら悪化していることも十分にあります。
子供は虫垂が破れて腹膜炎を併発しやすいですから、
様子がおかしいと思ったら早めに医療機関を受診することが必要です。
出典:http://www.fumira.jp/cut/medical/file9.htm
子供がお腹が痛いと言った時に盲腸かどうかチェックする方法は?
盲腸は、発熱、吐気、腹痛から始まります。
盲腸かどうかについては、以下の点をチェックしてください。
1. 熱があるかどうか?
2. 最初は胃のあたりにあった痛みや不快感が右下腹部に移動したか?
3. 右下腹部に耐えられない痛みがあるか?
4. 脱力感があるか?
5. 食欲がなく、吐気や嘔吐があるか?
6. お腹を触ると痛くて力が入らないか?
7. 痛くてお腹を抱え込んだり、前かがみに歩いたりするか?
8. 片足でケンケンすると痛みが響くか?
それらにあてはまれば、盲腸の可能性が高いです。
小さな子供は症状を自分で言うことができませんから、発熱や食欲、
嘔吐や下痢の有無、不機嫌かどうか調べてください。
また、お腹を押した時にこわばっていたり嫌がられたりすれば、
盲腸の可能性が高いです。
子供の盲腸の場合にかかるべき診療科と治療内容、だいたいの費用は?
盲腸かもと思って受診するのは小児科か内科、または消化器科です。
しかし、子供の場合は悪化するのも早いですから、
右の下腹部痛があるようなら外科を受診することをおすすめします。
治療内容としては、抗生剤によるものと外科手術があります。
抗生剤は盲腸を繰り返す可能性がありますので、基本的な治療は外科手術です。
外科手術には腫れた炎症の部分を切除することになりますが、
腹部にメスを入れる開腹手術と内視鏡のようなもので
行う腹腔鏡による手術があります。
出典:http://sozai.rash.jp/medical/p/000087.html
手術の場合は、だいたい1週間から10日ほどの入院となりますが、
もし腹膜炎を併発していた場合は、もっと時間がかかります。
治療にかかる費用は、盲腸の手術の場合は保険で3割負担となりますから、
大体は6万円から9万円となります。
しかし、子供の場合はこども医療費助成制度の対象となります。
自己負担の金額については市町村によって異なってきますから
医療証の発行元までお問い合わせください。
No tags for this post.