赤ちゃんの顔や全身の湿疹は何が原因?早く治せるケア方法は?
肌荒れを起こすのは大人だけではありません。
まだ小さな赤ちゃんでも肌荒れに悩まされることがあります。
赤ちゃんはまだ話せませんから、
痛かったり痒かったりしても泣くことしかできません。
出典:http://www.fumira.jp/cut/baby/file64.htm
赤ちゃんの肌荒れの原因として考えられる
大きなものが乳児湿疹とオムツかぶれです。
乳児湿疹とオムツかぶれ、それぞれの特徴は?
どのようにケアすればいい?
小さな赤ちゃんを苦しめてしまう肌荒れについて調べました。
乳児湿疹について
出典:www.zinmasin.com
<症状>
乳児湿疹は赤いぶつぶつした湿疹です。
赤ちゃんの顔や身体に出て、黄色いかさぶたができることもあります。
生後1ヶ月から2ヶ月頃の赤ちゃんに多くみられます。
赤くかさかさしているときは非常に痒みを伴いますし、
ジュクジュクしているときは黄色いかさぶたが出来て、
眉毛や髪の生え際にかさぶたが付くときもあります。
乳児湿疹は季節を選ぶことなく、口の周り、頬、おでこ、
頭は皮脂が多いためにできやすいです。
汗が出たり、食べこぼしがついていたりすると湿疹は悪化します。
<ケアの仕方>
症状がひどくなければ家庭でケアすることができます。
入浴するときに、石鹸をしっかり泡立ててから
やさしく皮脂を洗い流すようにしましょう。
症状がひどい場合は病院を受診しましょう。
処方された塗り薬を塗って、肌を清潔に保つように心がければだんだんと収まり、
長くても1歳ぐらいには治ることが多いです。
おむつかぶれ
出典:www.miyake-naika.or.jp
<症状>
おむつかぶれは、おむつが肌に触れている部分が
アンモニアや酵素で炎症を起こして赤くただれた状態です。
おしっこをするとおむつの中の湿度は高くなりますよね。
それによって皮膚はふやけて傷つきやすくなり、
うんちや尿に含まれた酵素や尿素、細菌などの刺激、
おむつの繊維やゴム、洗剤やパウダーなどの刺激で
かぶれを引き起こします。
おむつのあたっている部分にしか炎症は起きません。
<ケアの仕方>
おむつかぶれを予防するには、何よりもおしりを清潔で
乾燥した状態にするために、まめにおむつを取り替えることです。
おむつかぶれの症状が出たら、うんちの後、
オリーブオイルを少量ふくませた脱脂綿でそっとおしりを
拭き取るようにしてください。座浴やシャワーは効果的です。
おむつかぶれの症状がひどかったり長引いたりしたら、
病院を受診してください。
軟膏を塗り、清潔と乾燥に気を配れば数日で治ります。
赤ちゃんの湿疹を防ぐため、日常生活で気を付けることは?
まだ生まれて間もない赤ちゃんの肌は、非常にデリケートです。
乳児湿疹にしてもおむつかぶれにしても、
悪化しないようにきちんとケアすることが必要です。
よだれがついたり汗が出たり、服やタオルで擦れただけでも
赤ちゃんは肌荒れを引き起こしてしまいますから、
赤ちゃんの肌は常に清潔に保つように気をつけましょう。
衣類も柔らかいものにすれば擦れることが
ありませんから肌が守られます。
大事な赤ちゃんのデリケートな肌を守り、
赤ちゃんが毎日気持ちよく過ごせる環境を整えましょう。
症状がひどい時、自分勝手な判断で薬を使うと、
悪化する可能性があるのでやめましょう。
薬を使うときは医師に相談してからにしてくださいね。
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