果物アレルギーの原因と症状は?対処方法はあるの?
甘い果物を大好きな人は多いですね。
しかし、人によってはある特定の果物を食べると、アレルギー症状を
引き起こす場合があります。
それが果物アレルギーです。
果物アレルギーは思春期をすぎたあたりから多いアレルギーと言われています。
しかし離乳食として赤ちゃんに果物を与えることが多いことから、
赤ちゃんには果物をあげてよいものか、悩みますよね。
果物アレルギーの原因は?果物アレルギーの症状は?
果物アレルギーの対処法は?
果物アレルギーを防ぐために日常生活で何に気をつけたらよいか、
赤ちゃんには果物をあげても良いかについてもお話します。
果物アレルギーの原因は?
果物アレルギーを引き起こす原因となる果物はたくさんあります。
中でもアレルギー反応を引き起こすことが多いのがバラ科の果実である桃、
りんご、イチゴ、さくらんぼです。また、
バナナやアボカドなど熱帯性の果物にもアレルギーを起こす人も多いです。
出典:http://park18.wakwak.com/~osyare/fruits.html
花粉症やゴムに対してアレルギーがある方は、
果物アレルギーを起こすと言われています。
花粉症を引き起こすアレルゲンと果物のタンパク質と構造が似ているため、
同じように体が反応するからです。
花粉症の中でもブタクサに反応する方に果物アレルギーは多く、
ゴムアレルギーの方は熱帯性のバナナやアボカドにアレルギーを起こすことが多いです。
小さな子どもが果物アレルギーを起こした場合は、
果物の食べ過ぎに原因があると言われています。
たとえば、農薬がついているバナナをたくさん食べてしまったり、
りんごジュースやオレンジジュースを飲ませすぎると、
アレルギー症状を起こします。
果物アレルギーの症状は?
アレルギーの原因となる果物を食べてから、30分以内に口や喉がかゆくなり、
じんましんがでます。
場合によっては腹痛やおう吐、下痢などの症状もあり、
重症になれば呼吸困難に陥ることもあります。
呼吸困難にまでなると命の危険もありますから注意してください。
果物アレルギーの対処法は?
出典:http://kids.wanpug.com/illust77.html
まずは原因となる果物を食べないことです。
それから、アレルギー反応を抑えるために
抗アレルギー薬を定期的に服用することになります。
果物アレルギーの症状が出た場合は、
それを抑えるために抗ヒスタミン薬やステロイドを使います。
軽症のアレルギーならば薬を使えば1時間以内で症状がおさまりますが、
ショック症状など重症の場合は、
すぐに総合病院の救急外来で処置してもらってください。
その場合は、ステロイドの点滴治療となります
日常生活で気をつけることは?赤ちゃんには果物を食べさせていい?
出典:http://kids.wanpug.com/illust3.html
日常生活で気をつけることは、ちょっと食べてみてなんだか
口の中がかゆかったりピリピリした果物は避ける事です。
市販のジュースを飲むときは内容を調べてからにしてください。
少量であってもその果物が含まれていることがあります。
赤ちゃんに離乳食として果物を食べさせたい、と思うお母さんは多いでしょう。
しかし、まだ小さいうちに果汁をなめさせるのはやめてください。
8ヶ月を過ぎてから、ジュースにはしないで
少量を形のまま与えるぐらいから始めましょう。
皮や種にアレルギーを引き起こします成分がありますから、
ジュースはおすすめできません。
美味しそうに食べていても、あまり量は食べさせないようにしてください。
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