冷凍保存に向いている生野菜と、美味しさを保てる冷凍＆解凍方法は？

野菜を冷凍保存すると、味が落ちたり、栄養素が逃げてしまうのではないか・・・

というイメージがありませんか？

 

実は、生野菜を冷凍保存することによって、野菜自体が美味しくなったり、

時短料理をすることができて、良いことばかりなのです。

 

また、冷凍には向かないような生野菜でも正しい方法で行えば

冷凍することができるのです。

 

そこで、今回は生野菜の正しい冷凍保存の方法をご紹介しますので、

今まで試したことがない人も参考にしてみてください。

生野菜を冷凍保存する利点は？

 

生野菜は、新鮮なうちにすべて使い切ることが理想ですが、

使い切ることはベテラン主婦であってもなかなかうまくいくものではありません。

 

そこで、生野菜を上手に冷凍することができれば、

必要な時に必要な量だけ使用することができ、

ご飯支度も時短調理することができます。

 

さらに、生野菜を冷凍することによって、栄養価がアップするものもあるのです。

この栄養価がアップするものの例としては、きのこ類があります。

きのこ類は始めから食べる大きさにカットして冷凍保存するのがオススメです

 

このように、生野菜を冷凍保存することは利点がとても多く、

最近では冷凍保存用にフリージングパックなどが充実してきていますので、

上手に活用していきましょう。

出典：http://www.lifehacker.jp/images/2013/11/131104vege.jpg

 

生野菜を正しく冷凍保存するためのコツとは？

 

生野菜の中でも、冷凍保存に向いているものと向いていないものがあります。

 

また、正しい冷凍保存の仕方を行わないと、

解凍してから美味しく野菜を食べることができません。

 

そこで、これから冷凍に向いている生野菜の種類と、正しい冷凍保存の方法について

ご紹介しますので参考にしてみてください。

 

★パプリカ★

 

1.パプリカをきれいに洗い、半分に切って中の種やワタを取り除きます。

そして好きな形にカットして、キッチンペーパーで

水気をきちんと拭き取ってください。

 

2.チャック付きの保存用食品袋に先程のカットしたパプリカを入れてください。

空気をよく抜いてから、冷凍庫で保存します。

 

★トマト★

 

トマトを冷凍保存するときは、そのまま1個ずつラップをして

保存用食品袋に入れて冷凍します。

 

トマトを冷凍することによって、皮がきれいにはがすことができます。

湯むきをするより簡単ですので、冷凍した方がオススメです。

 

＊冷凍したトマトは、生で使用することはできませんので、

パスタソースなどの煮込み料理に使用するとよいでしょう。

 

★キノコ類★

 

しめじやえのきのキノコ類は、石附をカットします。

そして、キノコ類をほぐして保存用食品袋の中に入れて冷凍します。

また、しいたけも同様に行えます。

 

★ニラ★

 

ニラはきれいに洗った後に、きちんと乾かしてカットします。

そして、そのまま保存用食品袋に入れて冷凍します。

出典：http://cookpad.com/recipe/1713471

 

★オクラ★

 

オクラもお好みの大きさにカットして、

生のまま保存用食品袋に入れて冷凍することができます。

 

★きゅうり★

 

小口切りにカットして、軽く塩をふります。

 

そして、しばらく時間をおいて水気を切ったら、ラップで包み、

保存用食品袋に入れて冷凍保存することで、

解凍後には酢の物や和え物に使用することができます。

 

★白ネギや万能ネギ★

 

白ネギや万能ネギは生のまま冷凍することができます。

これらはよく使用する大きさにカットしておくことで、

あとで調理するときにすぐ使用することができます。

 

なので、お好みの大きさにカットしたら、

保存用食品袋に入れて保存してください。

 

いかがでしたか？

夏野菜のきゅうりやトマトも冷凍保存することができることに

驚いた人もいるでしょう。

 

このように、安い時にまとめ買いをしても、

正しい冷凍保存の仕方を行うことによって、

野菜を腐らせることなく、美味しい野菜料理を楽しむことができます。

 

忙しい主婦にこそオススメの方法ですので、

これをフル活用して少しでも家事を楽にして、

ゆっくりとした時間を過ごせるようにしてくださいね。

 

冷凍した生野菜の賞味期限はどのくらい？

 

生野菜を冷凍保存した時の賞味期限は、だいたい1ヶ月から2ヶ月くらいです。

 

この期間を過ぎてしまいますと、せっかく新鮮なうちに冷凍した野菜たちも

美味しく鮮度や味が落ちてしまいます。

生野菜の冷凍保存は、魚介類よりも賞味期限が長くとても便利ですが、

冷凍庫の奥底に忘れ去られていて、賞味期限を過ぎてしまう場合があります。

なので、保存用食品袋には、きちんと日付を記入して、

冷凍庫を整理しながら活用していきましょう。

出典：http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/

 

冷凍保存した生野菜の解凍方法はどうするの？

 

正しい冷凍保存をすることができた生野菜たちを美味しく食べるためには、

解凍方法もとても重要になります。

 

調理をするときは正しい解凍方法をきちんと守って、

美味しい野菜料理を作れるようにしましょう。

 

★解凍なし★

 

ほとんどの野菜は、解凍をしなくてもそのまま調理をすることができます。

逆に、自然解凍をすることで野菜から水分が多く出てしまって、

味付けが難しくなったり、歯ごたえが悪くなったりするのです。

 

事前に必要な大きさにカットしていないものは、凍ったままカットして、

そのまま調理に使用してください。

 

★自然解凍★

 

冷凍のまま調理することができる野菜が多い中、

自然解凍して使用するものもあります。

 

それは、きゅうりです。

これは、和え物に使用するため生のままいただきます。

なので、冷蔵庫の中で自然解凍させて、

水気をきちんと拭き取ってから使用するようにしましょう。

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