【帯状疱疹とは】原因と症状、予防方法は?人にうつるの?
子供のころに多くの人がかかる病気に水疱瘡があります。
水疱瘡を引き起こすウイルスは水痘・帯状疱疹ウイルスですが、
それと同じウイルスにかかって引き起こされるのが帯状疱疹です。
50歳以上の高齢者に多いと言われていた帯状疱疹ですが、
最近では20代から30代の若い人がかかることも多くなりました。
【参考動画】福島ドクターズTV 「帯状疱疹」
出典:youtube
帯状疱疹にかかると、どのような症状が現れるのでしょうか?
潜伏期間は?人にうつる?またどのような治療を行う?いろいろ疑問がわきますよね。
帯状疱疹について調べましたので参考にしてください。
帯状疱疹の原因は?人にうつる?また潜伏期間は?
水疱瘡は子供の頃にかかって1週間ほどで治りますが、
ウイルスは消滅することなく体の中に残っています。
過労やストレス、怪我、病気、高齢化などで体の免疫力が下がると、
水痘・帯状疱疹ウイルスは復活して帯状疱疹を引き起こします。
出典:nikonikosan0920.blog.so-net.ne.jp
帯状疱疹は他人にあまりうつることはありません。
しかしできた水ぶくれの中にウイルスがいますから水疱瘡にかかっていない人には
水疱瘡としてうつる可能性があります。
唾液や水疱の内容液から飛沫感染、
または接触感染しますので家族や同室の人は要注意です。
潜伏期間は2週間から3週間です。
帯状疱疹にかかってしまったら、
水ぶくれが治るまで水疱瘡にかかっていない妊婦や赤ちゃん、
子供には接触しないように気をつけてください。
【関連記事】赤ちゃんが水疱瘡になったら?初期症状から完治までの経過と、気を付けるべきポイント
帯状疱疹の症状は?
帯状疱疹は最初にチクチクした皮膚の痛みから始まります。
その後、痛いところに赤い発疹ができて小さな水ぶくれになります。
症状が出やすい場所は胸、背中、腹部、足、手です。
帯状疱疹は体の片側だけで、一度に二箇所以上出ることはほとんどありません。
治療方法は?完治するまでにはどのぐらいかかる?
出典:http://www.pakutaso.com/20121128306post-2087.html
帯状疱疹かな?と思ったら、すぐに皮膚科を受診してください。
軽い症状のうちに治療を始めることが大切です。
治療方法としては、ウイルスの増殖を抑制するために塩酸バラシクロビル、
アシクロビルなどの抗ウイルス薬、痛みを和らげるための消炎鎮痛剤、
そして水疱がつぶれて細菌感染した場合に使用する抗菌薬です。
完治するまでにかかる期間ですが、
水ぶくれがかさぶたになっておさまるまでは3週間から1ヶ月ほどです。
それまでは、服に少し触れただけでもピリピリと強い痛みが出ます。
痛みは皮膚の症状がおさまるとともに消えます。
しかし帯状疱疹が消えても神経に痛みが残る帯状疱疹後神経痛になることもあります。
顔や目の近く、耳の近くの痛みが残った場合は皮膚科だけでなく、
眼科や耳鼻科を受診してください。
予防方法はある?
出典:http://www.ashinari.com/2013/09/29-382651.php
帯状疱疹を予防するのに一番なのはワクチンの接種です。
水疱瘡のワクチンをうっていても免疫力はだんだんと下がってきます。
帯状疱疹にかかりやすい人でもワクチンを摂取すればかかる確率が50%にまで下がる
そうですからワクチンの接種をおすすめします。
また、帯状疱疹の免疫力が下がる原因は、ストレスや不規則な生活にありますから、
睡眠はしっかりとって規則正しい生活を送るようにしましょう。
また、ストレスを溜めないよう、ゆったり過ごすことも大切です。
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