お盆のきゅうりの馬となすの牛の作り方と供える向きは?どうやって処分するの?
お盆の時には年に1度しか帰ってこないご先祖様をお迎えしようと、
花やお菓子、惣菜、飲み物などいろいろなお供え物を用意しますが、
お供え物の中でも一番の定番がきゅうりの馬となすの牛です。
【関連記事】お盆のお供え物の選び方!花やお菓子、果物は何を供えるの?
きゅうりの馬となすの牛にはどういう意味や由来がある?
きゅうりの馬となすの牛はいつどこにお供えする?お供えの向きは?
きゅうりの馬となすの牛の作り方は?
きゅうりの馬となすの牛はお盆の後にどう処分する?
お供え物に欠かせないきゅうりの馬となすの牛について調べました。
きゅうりの馬となすの牛の意味や由来
二つは精霊馬と呼ばれており、ご先祖様が天と家を行き来する乗り物となります。
天からやってくるときは早駆けの馬としてきゅうりの馬を使います。
少しでも早く家につくことができるよう、馬を用意したのです。
その反対に帰りはゆっくり帰れるよう、牛を使います。
たくさんのおみやげを天に持ち帰ってもらうため、
力強くてゆっくり帰ってくれる牛を用意するのです。
馬と牛を作るのにきゅうりとなすを選んだのは、
どちらもお盆の時期に旬の野菜だったからのようです。
出典:http://azukichi.net/season/08_august.html
きゅうりの馬となすの牛をお供えする向きは?
出典:http://azukichi.net/season/month/august0001.html
ご先祖様を迎えるために作る精霊棚にお供えしますから、
精霊棚を用意する盆の入りの13日(東日本は7月、西日本などは8月)
に用意してお位牌の前に置いてください。
迎えるときは、向きを仏壇側、送るときは外側へと向きを変えることを忘れずに。
きゅうりの馬となすの牛の作り方
出典:ja.wikipedia.org
<用意するもの>
・割り箸 2組
・きゅうり 1本
・なす 1本
<作り方>
1. 割り箸を適当な長さに切って4本づつ、計8本の足を作る
2. きゅうりとなすに、足をバランスよく4本づつ挿したら出来上がり。
お子さんでも作ることができますから、ご家族みんなで作ってみてはいかがでしょうか。
できあがった馬や牛に顔を描くのもおすすめです。
きゅうりの馬となすの牛の処分方法
なすの馬に乗って無事にご先祖様が天に帰った後は、精霊馬は処分することとなります。
お盆の時のお供え物は、地域によっては川や海に流す風習のあるところもあります。
また、土に埋めて処分するところもあります。
しかし、現在の一般家庭では、処分するときは半紙、
またはキッチンペーパーなどの白い紙の中にお清めの塩と一緒に入れて、
ゴミとして出すことが多いです。
ゴミに出すときはご先祖様を運んでくれた精霊馬に感謝の気持を
心のなかで念じるようにしてください。
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