浜降祭2014の日程は?歴史を知って納得!神輿をかついだままでの仰天行動のワケは!?
『浜降祭』とは
浜降祭(はまおりさい)とは、毎年7月の海の日に行なわれる、
神奈川県茅ヶ崎市西浜海岸のお祭りです。
この祭典では美しい湘南の西浜海岸に数多くの神輿が集まり、
なんと、そのまま一斉に海に飛び込んでいきます。
海から出た後は再度神社まで、神輿を担ぎながら戻っていきます。
大胆に海に飛び込むという夏ならではのお祭り、浜降祭について
今回はお話していこうと思います。
浜降祭2014の日程
浜降祭は毎年7月の海の日に行なわれますので、
2014年の日程は7月21日(月・祝)となります。
暑い日差しの中、颯爽と海に飛び込んでいく
神輿とそれを担ぐ人々の姿を観ていると、
観ているこちらまで涼しくなる……なんて事はありませんので、
観に行く際はしっかり暑さ対策をしておきましょう(笑)。
出典:home.ne.jp
浜降祭の歴史と由来
浜降祭の由来は諸説ありますが、今から約200年前、
寒川神社の神輿が川に落ちて行方不明になったのが始まりとされています。
その数日後、これを発見した南湖に住む両氏が寒川神社に届けた事により、
寒川神社がそのお礼のため南湖の浜に赴く(降りる)ようになりました。
そして、ちょうど浜で禊をしていた鶴嶺八幡宮と浜に来た寒川神社とが相談し、
合同で祭典を行う事と相成りました。これが現在の『浜降祭』なのだそうです。
浜降祭の言い伝え・ご利益
寒川神社と合同で祭典を行う以前から、鶴嶺八幡宮では
心身の罪や穢れを清める『禊』が行われていました。
禊と言うと、白い装束や褌一枚で滝に打たれたり、
川に飛び込んだりと色々なやり方がありますが、
浜降祭の場合は掛け声を上げ、神輿を担いだまま入水します。
そうする事で精神的だけでなく、
肉体的にもご利益が得られると言い伝えられています。
出典:www.geocities.jp
浜降祭2014 開催スケジュール
まずは午前5時頃、一番輿が祭典会場に入場します。
それから段々と神輿が集まり、
7時までに全ての神輿が祭典会場に入場します。
午前7時に浜降祭合同祭開式、8時には神輿が帰路へ向かい、
9時に終了となります。
神輿が海に入るのは入場時と祭事終了後、帰路に着く前です。
海に入る様子を見たい方は早い時間から会場で待っておくか、
帰路の午前8時過ぎに観に行くと良いでしょう。
【動画】浜降祭2013/神奈川新聞(カナロコ)
出典:youtube
他の地方から行っても見物や参加はできる?
他の地方から来た方でも見学は可能です。
神輿を担ぐ時の掛け声や『茅ヶ崎甚句』を聞いて楽しむも良し、
各神社の神輿の担ぎ方を見比べ、違いを見つけるも良し。
流石に地元以外の人が神輿を担ぐのは難しいようですが
(どうしても担ぎたいという方は事前に神社に相談してみて下さい)、
見るだけでも十分に楽しめます。
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