香典返しのお礼状を出すベストなタイミングは?書き方や文例は?

香典返しをする場合品物と一緒にお礼状も添えるのがマナーです。

初めて準備する方でしたらどのように書けばいいか悩みやすいもの。

 

香典返しのお礼状の書き方のポイントを押さえておけば、

焦らず正しく準備することができますので、

例文も一緒にご紹介していきますので参考にしてみてください。

 

香典返しのお礼状を出すタイミングや書き方は?

 

1

 

香典返しにお礼状挨拶状を添える場合、

どのタイミングで贈ればよいのか初めてだとわかりませんよね。

 

また、書き方も基本的な構成は同じですから一緒に確認していきましょう。

 

香典返しのお礼状を郵送する時期

 

香典返しは、香典をいただいたことへのお礼を意味します。

そのため四十九日の法要が済んだことを報告するため、

四十九日の法要が終わったら郵送します。

 

四十九日から2週間以内に贈るようにして、

もし遅れた場合はお詫び状を添えるのがポイントです。

 

香典返しのお礼状を書くときのポイント

 

2

 

お礼状など難しい言葉をたくさん書く場合文例があると便利ですよね。

また、基本的な構成は同じですからいくらでも応用がききます。

 

そのため、次のことを意識しながら書くようにしてください。

 

1.句読点は使わない

 

香典返しのお礼状ははがきに書くことが多いですが、

縦書きのため句読点は基本的につかいません。

 

句読点を使わない理由としては、

法事がつづがなく進む意味があるため使用しないようにしましょう。

 

2.頭語・結語を入れる

 

お礼状を書くときは「拝啓」に始まり「敬具」で終わるのが基本です。

また、身内の方が亡くなった場合は、

逝去(せいきょ)ではなく死去を使うので気を付けてください。

 

敬語を正しく使わないと失礼になります。

 

 

<香典返しのお礼状:親戚編>

 

3

 

*文例は横書きで表記しますが、縦書きで書くようにしてください。

 

謹啓ご尊家益々御清祥のこととお喜び申し上げます

先般 (亡父または亡母) 〇〇儀 死去に際しましてはご繁忙中にもかかわりませずご懇篤なご弔意を賜わりご芳情の程まことにありがたく厚く御礼申し上げます

 

おかげおもちまして この度〇〇(戒名)四十九日法要を滞りなく営むことができました

 

つきましては早速拝趨の上御礼もうしあげる筈ではございますが 略儀ながら書中をもってお礼申し上げます

謹白

 

令和〇年〇月〇日

住所

喪主の名前

 

尚しのび草の御印までに心ばかりの品御届け申し上げましたので

何卒即受納くださいます様お願い申し上げます

 

 

<香典返しのお礼状:友人編>

 

拝啓先般 〇〇 〇〇 永眠んい際しましては多くのお気遣いと お香典をたまわり誠にありがとうございました

おかげをもちまして 〇月〇日 〇〇院にて四十九日の法要をすませることができましたこと ご報告申し上げるとともに 生前賜りましたご厚誼に対し改めてお礼申し上げます

 

つきましては 供養のしるしとして心ばかりの品をお届けいたします

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます

敬具

 

令和〇年〇月〇日

名前

 

 

香典返しのお礼状は宗教によって異なる!

 

仏教では四十九日の法要と言いますが、

キリスト教の場合は追悼ミサ(カトリック)、

記念式、記念集会(プロテスタント)と異なります。

 

そのため、香典返しのお礼状の書き方も異なるため気を付けていきましょう。

 

キリスト教編

 

謹啓故〇〇の葬儀に際しましてはご多忙中にもかかわりませず遠路はるばる御会葬くださいまして誠に有り難うございます

つきましてはささやかではございますが 御礼のしるしをお送りいたしますのでご受納ください

皆様とご家族の健康が主によって守られますようお祈り申し上げます

謹白

 

令和〇年〇月

住所

名前

 

 

まとめ

 

香典返しのお礼状の書き方が分かれば、

あとは作成して印刷するだけでいいためすぐに準備をすることができます。

 

文例を参考にしながら必要なところを埋めていき、

間違いのないように気を付けて品物と一緒に贈ってください。


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