胸のズキズキ・チクチクする痛みの原因と受診すべき診療科は?
胸の痛みの原因はいろいろあります。
急に胸がズキズキ、またはチクチクしたら心臓を疑ってしまう人も多いですよね。
胸の痛む病気には、すぐに治療が必要な緊急を要するものも
ありますから注意が必要です。
考えられる病名と症状、どこを受診したらいいか、
また日常生活で何に気をつけたらいいかについてご説明します。
肋間神経痛の場合
【動画】福岡市 肋間神経痛|肋間神経痛の解説|スペシフィックカイロ路
出典:youtube
肋間神経痛は肋間のあいだにあって胸から腰の上部まで
伸びている肋間神経にそって痛みが走る病気です。
痛みは急にやって来ます。
針で刺されたような鋭い痛みが襲ってくるのです。
痛みは短時間で終わることもありますが、繰り返し起こることもあります。
左右どちらかにしか起こらないのが特徴です。
体を捻ったり伸ばしたりすると痛みが走ります。
肋間神経痛の原因ははっきりしておらず、
肩こりやストレスからではないか、と言われています。
受診は内科、または整形外科のどちらでも大丈夫です。
心臓神経症の場合
出典:http://www.irasutoya.com/2013/06/blog-post_1700.html
心臓神経症の症状は、左胸のズキズキ、またはチクチクする痛みです。
手で圧迫すると痛みは強くなります。
静かにしている時に痛みが現れることが多く、一日中痛みが続くこともあります。
心臓神経症の原因はストレスや過労だと言われています。
不安感が強くなると症状はより強くなります。
受診は心療内科、または神経科になります。
狭心症の場合
狭心症の原因は、血管が狭くなって心筋に十分な血液が酸素を送り込めないことです。
血管が狭くなる理由は、糖尿病、高脂血症、高血圧症が引き起こす動脈硬化です。
症状としては、胸の奥が痛い、またはしめつけられる、胸が焼きつくというものですが、
痛みの強さは冷や汗を伴うほど強いものもあればたいした痛みもないこともあります。
特に糖尿病の方は痛みが軽く感じることもありますから、より注意が必要です。
受診は近くにある循環器クリニックでもよいですが、
心電図で変化がなければさらなる検査が必要になりますので
心臓カテーテル検査を行っている大きな病院で循環器内科を受診してください。
心臓を守るために日常生活で注意する点とは?
出典:http://www.fumira.jp/cut/medical/file17.htm
心臓を守るためにはどうミャウどうかを引き起こさないことが大切です。
塩分や脂肪、当分は摂り過ぎると動脈硬化につながります。
食事は薄味にしましょう。
また、早食いやながら食いをしていると食事の摂取エネルギーが増えて
肥満になります。
肥満になると心臓に負担がかかりますから、食事はゆっくりかんで食べましょう。
また、適度な運動は心臓に負担をかけない体を作りますから、
ウォーキングなどで徐々に体をならすようにして、
軽い運動を続けるようにしてください。
喫煙をやめれば心臓病の死亡率も1年で半分にまで下がると言われています。
頑張って禁煙してはいかがでしょうか。
吸いたくなったら水を飲んだり体を動かしたりして
何とか禁煙を成功させましょう。
また心臓に負担をかけないよう、ストレスをためず
ゆとりのある生活をおくるように心がけましょう。
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