夏日と真夏日、熱帯夜の定義の違いとは?夏の就寝時のエアコンの上手な使い方も!
「夏日」の便りがちらほら聞こえ始めた今日この頃…
今年の夏の暑さがどうなるのか、気になるところですよね。
さて今回は、そんな夏の暑さと熱帯夜の過ごし方についてのお話です。
夏によく聞く「夏日」「真夏日」「猛暑日」の定義とは?
梅雨も明けてだんだん気温が上がってくると、
天気予報では「夏日」や「真夏日」という単語をよく耳にするようになります。
何気なく聞いているこれらの言葉ですが、
実際はどういう日のことを示しているのでしょうか??
出典元:http://www.e-wedding.jp/staffblog/index.php?page=6
気象庁の定める気温に関する用語をみてみると、
「夏日」とは日最高気温(0時~24時までの気温の最大値)
が25℃以上の日のこととあります。
「真夏日」は日最高気温が30℃以上の日のこと、
そして日最高気温が35℃以上になると「猛暑日」と呼ばれるようです。
夏の暑さを表すもう一つの単語に「熱帯夜」がありますが、
これは日最低気温が25℃以上の日を示します。
ちなみに熱帯夜は気象庁の統計種目にはないのだとか…。
どんどん増えてく、熱帯夜?
さて、本格的な夏がやってくると昼間の暑さもさることながら、
熱帯夜に苦しむ方も多いのではないでしょうか?
熱帯夜の年間日数はここ70~80年の間に、なんと2,1倍にも増えたそうです。
特にヒートアイランド現象で夜間も気温が下がりにくくなっている
都市部では増え方も急激で、東京では1931~40年には年7日だった熱帯夜が、
2010年時点では33,9日にまで増えているとか…
出典元:http://park.geocities.jp/astroecology/heatisland/T-nettaiya.html
人が安眠できる気温は29℃以下なので、
室温が30℃になることもある熱帯夜ではいくら窓を開けたところで、
安眠することは難しそうですよね。
快適な睡眠のためには、夜間のエアコン使用はもはや必須なのかもしれません。
就寝時のエアコン使用のコツとは?
エアコンは体に悪い、寝ている間中つけっぱなしにするのは不経済…
なんて理由で就寝時のエアコン使用を控えている方もいらっしゃるかと思います。
出典元:http://oosuke829.blog.fc2.com/blog-date-201308.html
しかし前章でも述べました通り、ほぼ一ヶ月に渡って熱帯夜が続く現状では、
熱中症や寝不足による体調不良を防止する意味でも
就寝中のエアコン使用が必要と言えます。
それではどのようにすれば、快適かつ低コストにエアコンを使用できるのでしょうか。
就寝時にエアコンを使っている方の中にはつけっぱなしにすることを嫌い、
タイマーで2~3時間後に切れるように設定をしている方が多いようです。
出典元:http://blog.blochiita.jp/tshouse/kiji/50166.html
しかしエアコンが切れてから起床時間まで冷たい空気を保つことは難しく、
当然窓も閉めきった状態のため室温はぐんぐん上昇、
結局は耐え切れずに朝方もう一度スイッチを入れなおし…
なんてことになっていませんか?
それでは安眠が得られているとは言いがたいです。
しかもエアコンが最も電力を使うのは起動時なので、
部屋が暑くなってから付け直すのでは節約の意味もありません。
おすすめしたいのは28~29℃の高めの温度設定で
エアコンをつけっぱなしにすることです。
出典元:http://借入.biz/column/05.html
これなら体を冷やしすぎず、
一晩中同じ気温を保てますので安眠を確保することが可能です。
またエアコンとともに扇風機を使用して、
室内の空気を循環させてあげるのも有効です。
それでも電気代が心配という方は、
電力会社では夜間の電気料金が割安になるプランなどもありますので、
併せて検討してみるのも良いかもしれません。
おわりに
異常な暑さが続いている昨今の夏。
我慢や過信は体調不良の元です。
冷房器具をうまく使って、快適に乗り切っていきましょう!!
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