舌下免疫療法が保険適用に!スギ花粉症を根本治療できるって本当?その効果と副作用は?
日中はコートがなくても過ごすことができるようになってくると、
春になったなあと実感できますね。
ところが、春って花粉症の方はつらい時期ですよね。
対処療法はいろいろとある「花粉症」ですが、
なかなか根治するにはよい方法が見つからないのが現状ですが、
実は・・・2014年6月から根治を目指す新しい療法が「保険適用」になるのです。
そもそも「花粉症」って?
花粉症は、体が敏感に花粉に反応し防御作用としてくしゃみ・
鼻水・目のかゆみなどがでます。
http://www.torii-alg.jp/cedar/more.html
よって、体が花粉に過剰反応しないようにならしていくことが
「根治治療」として有効な方法です。
今までも、注射を用いた「減感作療法」はありましたが、
長期間にわたる通院や注射による痛みなど患者さんの
負担がとても大きくなかなか難しいのが現状でした。
新しく保険適用される「舌下減感作療法」とは?
治療薬は「シダトレン」鳥居薬品 対象は「スギ花粉」
4月に保険適用され、6月以降処方薬として発売がスタートされる予定です。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/05/kafun-taisaku_n_4901439.html
医師の診断の元、処方されるお薬です。
舌下に投与し、一定量のアレルゲンを長期間(3年~5年)
かけ投与しアレルギー症状を治したり、
長期にわたり症状を抑えたりすることができる可能性があります。
http://www.torii-alg.jp/cedar/more.html
皮下免疫療法との違い
メリット
患者さんにとってのメリットは、
やはり「痛みを伴わない」ということではないでしょうか?
また、舌下免疫療法は「自宅で服用」できるため通院の負担もありません。
http://www.torii-alg.jp/cedar/more.html
デメリット
初回のみ医師の元で服用しますが、その後自宅での服用となります。
そのため、「服用量」「服用方法」「副作用時の対応」など、
患者さん自身で治療に対して理解を深めておく必要があります。
舌下免疫療法の副作用
少量ずつとはいえ、アレルゲンを投与するため「アナフィラキシー」
という思い副作用が現れることがあります。
じんましん 腹痛 王と 息苦しさなどの呼吸器症状、
蒼白 意識の混濁などのショック症状が現れるなど
アナフィラキシーに注意が必要です。
期待できる効果
アレルゲンに体が慣れていくことで「過剰反応」しにくくなり
下記の効果が期待できます。
http://www.torii-alg.jp/cedar/kind.html
いかがでしたか?
アレルゲン免疫療法は、「皮舌免疫療法」と「舌下免疫療法」とありともに、
長期間にわたって「少量のアレルゲン」を「投与」する方法です。
時間はかかりますが、唯一の「根治療法」です。
メリットデメリットを理解した上で、
病院を受診し適切に治療してきたいものですね。
No tags for this post.