足の指の痛みや腫れ、何が原因?症状と治療法は?

何をしたわけでもないのに、突然足の指が締め付けられるように痛くなった時、

手の親指や中指、そして人差し指が腫れて痛くなった時、

その原因として考えられるのが痛風です。

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出典:http://medical.i-illust.com/image_1626.htm

 

痛風にかかるのは男性がほとんどです。

 

社会でストレスを感じながら働いている男性たちがかかる現代病とも言える痛風、

何が原因で起きるのでしょう?

 

痛風の初期症状、または本格化した時の症状はどんなものなのでしょうか?

痛風の予防法や治療法についてもお知らせします。

 

痛風を引き起こす原因は?

 

痛風の原因は誰の体の中にもある尿酸です。

 

通常であれば血液などに溶けて循環し、尿の中に入って捨てられるのですが、

何らかの原因で尿酸の濃度が上昇し、からだに蓄積されると尿酸塩という結晶になります。

 

尿酸塩の結晶は関節の内面に沈着し、

それを攻撃しようと白血球が反応することで痛風は引き起こされます。

 

痛風の初期症状と本格化した時の症状は?

 

【動画】痛風の症状を画像を使って紹介

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尿酸がたまりやすいのは手足の関節ですので、

初期症状は手足の関節に現れると言われています。

 

その中でも最も出やすいのが足の親指の付け根です。

足の親指から始まる人は70%ぐらいだと言われています。

 

症状としては、万力で締められたような痛み、そして炎症です。

炎症を起こした場所は熱で大きく腫れますし、リューマチのような指の変形も出ます。

 

初期症状は10日ほどで収まりますが、痛風はそれでは終わりません。

正しい治療を受けないでいると悪化の一途をたどり、尿酸が折出して

白いコブのような塊となります。

 

これが痛風結節です。

 

また痛風以外の発作以外にも腎臓障害と尿路結石が引き起こされます。

尿路欠席は痛風の患者さんの30%に見られますし、腎臓は悪化すると

腎不全になることもあります。

 

痛風はおさまったからといって放っておくと大変なことになりますよ。

 

痛風の治療法は?

 

痛風は、関節炎の治療と高尿酸血症の治療の2つにわかれます。

関節炎の治療としては、炎症を抑えるために非ステロイド抗炎症薬を用います。

 

また、高尿酸血症の治療としては、尿酸降下薬があります。

薬物療法もありますが、それと同時に必要なのが生活習慣の改善です。

 

生活習慣として改善に必要なのは食事ですが、食事療法については痛風の方向けの

食事のページでご紹介します。

 

【関連記事】痛風の方の食事メニュー、食事制限を守りながらも美味しいレシピはコレ!

 

痛風を予防するには?

 

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出典:http://kids.wanpug.com/illust158.html

 

痛風を予防するためには、尿酸値を上げないように注意することが必要です。

水分を多めに取り、野菜や海草類などを食事の中で積極的に摂るようにしましょう。

 

鶏やや豚、牛、まいわし、かつおなどプリン体の多い食べ物は控えましょう。

また、痛風になる患者の多くが肥満体のことから適度な運動が効果的です。

 

激しい運動はかえって尿酸値を上昇させてしまいますから、軽い運動を長く続けましょう。

ストレスを貯めることも尿酸値を上昇させます。

 

ストレスを溜めないように、趣味を楽しみ、よく笑うようにしましょう。

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