虫垂炎はどんな痛み方?症状のセルフチェック方法!治療方法と費用は?

お腹が痛いとき、ただの胃腸炎かと思って放っておいたら

あとで大変なことになるのが虫垂炎です。

 

一般的には盲腸(もうちょう)と言う名前で知られています。

2歳頃から10代、20代に多い病気だと言われています。

 

早いうちに処置をすれば、手術をするにしても早く治りますが、

ひどくなってから病院に行けば治療にも時間がかかりますし、

合併症の危険もあります。

 

虫垂炎の症状とは?症状が進行した時の状態は?

虫垂炎かどうかの自己チェック項目とは?

かかる診療科や行われる検査、治療方法やだいたいの治療費についてご説明します。

 

虫垂炎の症状とは?症状が進行した時の状態は?

 

虫垂炎は最初、腹痛から始まることが多いです。

上腹部の腹痛から痛みは右下腹部に下がっていきます。

 

腹痛とともに吐気や嘔吐もあります。

症状は時間とともに強くなったり弱くなったりしますが、

おさまることはなくだんだんと強くなります。

 

38度前後の発熱や食欲不振、下痢や便秘の症状もあります。

症状が進行すると、腹膜炎が引き起こされます。

 

お腹全体に痛みが広がり、発熱や嘔吐、悪寒などさまざまな症状が現れます。

腹膜炎を引き起こした場合は、緊急手術、そして緊急入院となりますが、

手術のタイミングが悪い場合は最終的に死亡する可能性もあります。

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出典:http://medical.toykikaku.com/sick/stomach_ache/

 

虫垂炎かどうかの自己チェック項目とは?

 

1. みぞおちのあたりに痛みを感じる。

2. 吐気や熱がある

3. ジャンプすると右下腹部に痛みを感じる

4. 痛みが上腹部から右下腹部に移動した

 

これらの項目が当てはまった方は、虫垂炎の可能性が高いです。

虫垂炎の特徴は痛みが移動すること、

特に4番の項目に当てはまれば虫垂炎をすぐ疑ってください。

 

かかる診療科は?行われる検査とは?

 

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出典:http://www.irasutoya.com/2013/02/blog-post_3737.html

 

お腹が痛くなった時にまず行くのは内科ですよね。

しかし、虫垂炎の治療はほとんど手術になりますから、

内科を受診しても結局は外科に回ります。

 

虫垂炎の可能性があれば、最初から外科を受診することをおすすめします。

虫垂炎はまず問診、そして触診から始まります。

 

その後、他の病気と区別するためにも、腹部X線検査や超音波、CT検査、

血液検査が行われ、すべての検査の結果を総合して虫垂炎かどうかを判断します。

 

虫垂炎の場合は白血球の数が増えますし、

CRPという身体の炎症を表す数字が高くなります。

 

虫垂炎の治療方法は?だいたいの治療費は?

 

早期の虫垂炎であれば抗菌薬で治療することも可能ですが、

たいていの虫垂炎は手術治療となります。

 

手術した場合はだいたい7日ほどの入院期間となります。

手術費、入院費、検査費、診察費などをすべて足しますと、

だいたいは40万円前後となり、健康保険を使えば、だいたい12万円ほどです。

 

高額医療費助成制度がありますが、

それを利用すれば1ヶ月に80100円以上の負担分が戻ります。

 

虫垂炎から腹膜炎をおこしたばあいは、

治療に時間がかかりますから治療費も高くなります。

 

またお腹に穴を開けない腹腔鏡手術を行った場合は費用が高くなり、

15万円から20万円かかります。

 

虫垂炎は放っておくと、症状がひどくなってつらい思いをするだけでなく、

治癒するまでの時間もかかりますし、

入院期間も長くなり治療費も高くなることになったら大変です。

 

おかしいな、と思ったら、早めに病院を受診してください。

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